「無い」 2019.01.06-01.12

仏教の般若心経は、わずか300字足らずの経典であるけれども、そこには「無」の文字が21字もある。これに対して「有」は1字だけだ。簡単には比較できないけれども、なぜ「無」がこれほど多いのだろうか。なぜ「有る」ことよりも「無い」ことを強調するのだろうか。 Continue reading

顔施 2018.12.30-2019.01.05

仏教には、地位や財産がなくてもできる施しがある。その一つが「顔施」だ。「がんせ」と読む。和顔施とも言う。人に対して笑顔で優しく接する。それだけだから、顔さえあれば誰でもできる。あなたにもできる。もちろん僕でもできる。 Continue reading

目利き 2018.12.23-12.29

歴史を少し紐解くと、それぞれの時代に「目利き」がいたことがわかる。たとえば足利義満は文化の目利きだった。身近にそれぞれの分野のプロ(同朋衆や御用絵師)をおいて、水墨画、能・狂言、茶の湯に代表される室町文化を花開かせた。安土桃山時代の千利休、大正昭和期の柳宗悦も有名だ。 Continue reading

イノベーション 2018.12.16-12.22

とうとうボケが始まったのだろうか。社会で一般的に使われている用語を間違って解釈することが多くなった。その一つにイノベーションがある。僕は社会や歴史を変える力を持つ常識を覆した革新がイノベーションだと思っていたけれども、必ずしもそうではないらしい。 Continue reading

「有る」 2018.12.09-12.15

そんなことを考えて何になると言われそうだけれども、最近「有る」ことと「無い」ことに関心を持っている。それは、「有る」ことを前提として、それを追い求めた時代が近代だったと思うからだ。近代という時代を見直すときに、そこから考え直す必要があると思ったからだ。 Continue reading