1995 
  1995.3 日本顔学会の設立
1996 

 
1997 

 
1998 
  1998.4-2000.3 工学部企画委員会委員長
    1998.10-1999.3 工学部教授会議長
1999 

 
2000 
  2000.4 東京大学大学院情報学環教授
2001 

 
2002 
  2002.4 大学院情報学環長・学際情報学府長
2003 

 
2004 
  2004.4 大学院学際情報学府
学際理数情報コース長

  2004.10 コンテンツ科学産学連携教育プログラム代表

1995年3月に日本顔学会が発足、その設立発起人代表となった。あわせて、「顔学(かおがく)」を提唱。99年には上野の科学博物館で開かれた「大顔展」の企画の中心になった。

顔学は、目の前の等身大の科学、感性の科学、社会に開かれた科学、文理にまたがる学際科学であることを特徴としている。これは将来の科学が進むべき方向を示唆している。その立場から、98年に総合知と感性知をキーワードとする新しい学問領域として「ダ・ヴィンチ科学」を提唱した。このように顔学へのかかわりは、広く科学技術全体の方向性を考えるきっかけとなった。

一方で、大学では次第に管理運営にたずさわるようになった。91年に東京大学教授になった翌年から3年間続けて工学部電子情報工学科学科長として学科の運営にかかわり、98-99年には、工学部企画委員長として、東京大学工学部の将来ビジョンの策定に尽力した(これは東大出版会から「工学は何をめざすか」なるタイトルで出版された)。

また、99年始めより、東京大学の情報学の教育研究組織の再構築にかかわり、情報学の頂上を高めるための「情報理工学系研究科」、すそ野を広げるための「情報学環・学際情報学府」設立のお手伝いをした。

現在は、情報理工学系研究科からの流動という形で、情報学環・学際情報学府に所属し、ダ・ヴィンチ科学の実践の場としての大学組織の基盤作りに励んでいる。




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