まったく別の道を歩んできた男と女が、縁があって互いを最も愛おしいと思う関係になる。それが二人の人生を変える。考えてみれば不思議なことだけれども、すべて人生は、ほとんど偶然とも言える縁のつながりなのかもしれない。 Continue reading →

人の感覚において、空間の感覚と時間の感覚の積は常に一定であるように思える。航空機と電波によって世界は一つになり、さらにインターネットの時代になって、現代人の空間の感覚は拡大した。一方で時間の感覚は狭くなって、いまという瞬時しか生きられなくなった。 Continue reading →

バリアフリーという言葉がある。障碍がある人たちが自由に活動できるように社会的な障碍をなくすこと、いわば障碍者のマイナスをゼロにすることだ。それは大切なことだけれども、個人的にはマイナスを反転させてプラスにできないかとも思う。 Continue reading →

何か新しいことを提案すると、「それはできません。無理です」という答えが返ってくる。僕にとっては、それはいつも出発点だった。出発の合図であった。 Continue reading →