ネットには情報が溢れている。情報収集のためのセミナーや講習会もある。しかし、情報はそれ自体が目的にはならない。情報は考えて判断するためにある。考えないで受け入れた情報は、逆に判断を誤らせる。情報の時代だからこそ考えることを大切にしたい。 続きを読む →

電車の中は、狭い空間だけれども、そこは社会の縮図である。人間観察もできる。そこは刺激にみちている。そこからさまざまなことを学ぶことができる。電車の中は飽きることがない。 続きを読む →

戦後すぐ、湯川秀樹のノーベル賞受賞が日本を力づけた。小学校低学年の頃、湯川秀樹の伝記が僕の愛読書だった。僕もノーベル賞を夢見た。僕が大きくなるときまでに、ノーベル賞の資金がなくなるのではないかと本気で心配をした。 続きを読む →

青春時代、僕はいつも死を意識していた。自分には自殺する権利があると思っていた。その権利を子どもが生まれたときに放棄した。自殺を考えることは単なる我が儘となり、いかに生きるかが課題になった。そしていま、高齢者と呼ばれる年齢になって、再び死を意識しつつある。 続きを読む →

孔子の言葉。「志学：十有五にして学に志す」「而立：三十にして立つ」「不惑：四十にして惑わず」「知命：五十にして天命を知る」「耳順：六十にして耳順う」「従心：七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず」。僕の場合はどうだったのだろうか。どうなるのだろうか。 続きを読む →