対称と非対称、どちらが好きかと問われれば、僕は後者を選ぶ。自然界の基本は対称であり、物理法則もほとんどは対称性が成り立つ。でもすべてが対称ではつまらない。何も変わらない。何事も面白いことは対称性が乱れることによって生まれる。 Continue reading
Monthly Archives: 5月 2014
ほころび 2014.05.18-05.24
それなりに長く生きていると、誰でも人生に「ほころび」がでてくる。僕もそれが目立ってきている。でも僕は、ほころびが嫌いではない。むしろ愛着を持っている。何事も完璧すぎるのはよくない。ほころびがあるほうがいい。それを前提に生きた方がいい。 Continue reading
似顔絵 2014.05.11-05.17
上手な似顔絵は本人以上に似ていると言われる。なぜなのだろうか。たとえば僕が大好きな山藤章二さんの似顔絵は思わず笑ってしまう。一般的には顔を見て笑うことは失礼にあたるけれども、そこにはそれを超えた何かがある。 Continue reading
顔が似る 2014.05.04-05.10
電車の中で、母親と娘の二人連れが前に座っている。一目で親子であることがわかる。歳は親子ほどに違うのに、顔が瓜二つだからだ。「顔が似る」とはどういうことなのだろうか。ちょっと好奇心をだしたら、その親子がこちらを見て変な顔をした。やばい! Continue reading
日本の進路 2014.04.27-05.03
僕はここでは時事問題や政治問題をつぶやいていない。一時的な義憤を制御できる自信がないからだ。関心がないわけではない。たとえば、日本の進路。この大きな時代の変わり目に、その行く末が人並みに気になる。 Continue reading