年賀状代わりの近況報告(2022春)

年賀状代わりの近況報告です(2022年新春)

今年も何とか生き延びて新しい年を迎えることができました。本当にみなさまのおかげです。感謝です。お礼代わりに一年の報告をさせていただきます。

【昨年は何もない年でした】
昨年(2021年)は、コロナ禍もあってほとんど何もない年でした。東京を離れたのも1年で3回だけでした。一昨年秋の癌の放射線治療も経過は良好です。その意味では個人的には平穏無事な1年でした。でもそれはこの歳になったからこそ言えることで、現役で頑張っている方々にとっては大変な一年だったのではないかと推察します。一日も早くコロナが終息することを願うばかりです。

【昨年3月に東大を卒業しました】
特別にあったこととして一つだけご報告です。6年前に古希を過ぎて東大に戻って、特任教授として文系理系にまたがった全学の大学院共通講義を担当してきました。それが昨年3月に任期が終了しました。学生時代も含めれば50年以上東大にお世話になったことになります。その間多くの方に助けられました。感謝します。

【HC塾はオンラインで続けています】
個人講演会である「HC塾」は、いまは毎月第二土曜日にZoomで開いています。12月には125回になりました。これとは別に第4(あるいは第5)日曜日には、「横浜HC塾withライブ」を、通信教育の八洲学園大学の公開講座として月1回オンラインで開いています。これまでのHC塾で話した内容を、3か月のシリーズとしてまとめて話しています。最新の案内はそれぞれこのホームページのトップページ「ようこそ」にありますので、ご興味があればご覧いただければと思います。

【毎週土曜日朝もZoomで雑談をしています】
一昨年秋に後期高齢者になった直後から始めた「土曜朝つぶやき塾」は、毎週土曜日10時から開いています。それまでの10年間毎日欠かさず続けたtwitterでのつぶやきを題材に、30分程度自由に話しています。これもホームページをご覧ください。
http://harashima-lab.jp/sat-morning-school/

【そろそろ遊行期、上等な暇つぶし】
というわけで、古代インドの人生区分で言えば「林住期」を過ごしてきましたが、年齢的にはそろそろ「遊行期」です。作家でもあり僧侶でもあった今東光は「人生は冥土までの暇つぶし、だから上等な暇つぶしをせにゃあかんのだ」との言葉を残しています。果たして上等な暇つぶしになっているかどうかはわかりませんが、いまは出版のあてのない原稿執筆(HC塾講演録全十巻)で細々と時間をつぶしています。未完のまま終わることが確実です。

2022年こそ、みなさまにとっていい年になりますように。