少し詳しいプロフィール

 1945年終戦の年に東京で生まれました。1964年18歳のときに大学に入学し、2009年3月に45年ぶりに定年という形で東京大学の卒業を許されました。この間、東京大学では工学部電子情報工学科と大学院情報学環に所属しました。

もともとは情報理論を中心とする数学の理論の美しさに魅せられて研究者となりましたが、一貫してコミュニケーション工学を専門として、人と人の間のコミュニケーションを、リアルとバーチャルの両側面から技術的にサポートすることに関心を持ってきました。その一つとして、人の顔にも興味を持ち、1995年に「日本顔学会」を発起人代表として設立、「顔学」の構築と体系化に尽力してきました。最近では、理系と文系さらには科学と文化・芸術を融合した新しい学問体系の構築に関心を持ち、文化庁メディア芸術祭審査委員長・アート部門審査員、グッドデザイン賞(Gマーク)審査員などもつとめました。

定年後は、東京大学名誉教授として、明治大学客員教授(総合数理学部)、立命館大学客員教授(衣笠総合研究機構、文学研究科)、女子美術大学客員教授(芸術学部)などをつとめましたが、2015年12月に古希を過ぎて再び東京大学に特任教授として戻り、2021年3月まで全学共通の大学院教養講義を担当しました。

※このページの下には、次のようなページがあります。
■ これまでの活動(2009年の定年まで) : 定年前はこのような活動をしてきました。
■ これまでの活動(2009年の定年以降) : 定年になってからはこのような活動をしてきました。
■ 研究分野 : このような分野で研究をしてきました。
■ 主な表彰 : ありがたくも、これまでいただいた賞のリストです。

※原島のより詳しい生い立ちは、下記の東大時代のホームページにのっています。
http://harashima-lab.jp/old/