第1回沖縄HC塾(1月21日)のご案内

東京で2011年から開いているHC塾を、このたび沖縄でも開くことになりました。ジュンク堂書店那覇店と提携して、そこのイベントとして開催します。無料ですので気軽にご参加ください。

【日時】 2018年1月21日(日)15時~17時

【会場】 〒900-0013沖縄県那覇市牧志1-19-29 D-NAHA
    ジュンク堂書店 那覇店 地下1階イベント会場
https://honto.jp/store/detail_1570050_14HB320.html

【参加費】 無料

【講演】 「美術作品における顔の見方、楽しみ方-顔の西洋美術史-」
           原島 博 (東京大学名誉教授、日本顔学会元会長)

【講演要旨】
顔をキーワードとして西洋絵画を中心とする美術史を紐解きます。古代エジプトに始まり、ルネサンス、そして近代の印象派などを経て現代にいたる西洋美術の流れのなかで、顔がどのように扱われてきたのでしょうか。
美術はそれぞれの時代を反映しています。そこで描かれている顔も然りです。そして言うまでもなく、顔は人間存在そのものです。美術はまさにそのような顔を表現してきたのです。この講演を通じて美術作品における顔の見方、楽しみ方を少しでも知っていただければと思っています。

【講師プロフィール】
2009年東京大学を定年退職、名誉教授。大学では工学部に属し、人のコミュニケーションを技術的に支援することに興味を持ち、その一つとして「顔学」の構築に尽力。1995年に日本顔学会を設立。科学技術と文化の融合にも関心があり、文化庁メディア芸術祭審査委員長、グッドデザイン賞審査員もつとめた。現在、東京大学特任教授。著書として「顔学への招待」(岩波書店)、「人の顔を変えたのは何か」(共著、河出書房新社)など。

【関連書籍】
早坂優子:鑑賞のための西洋美術史入門, (リトルキュレーターシリーズ) ,視覚デザイン研究所(2006)
宮永美知代:美女の骨格 名画に隠された秘密, (青春新書INTELLIGENCE) 青春出版社(2009)
元木幸一:笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ―名画に潜む「笑い」の謎,(小学館101ビジュアル新書) 小学館(2012)
日本顔学会編:顔の百科事典,丸善出版(2015)

【申し込み】
お知り合いの方をお誘いください。当日参加はもちろん可能ですが、よろしければ予め参加申し込みをいただけると、どなたがいらっしゃるかわかりますので助かります。 申込先 hirohrsm(アットマーク)sepia.ocn.ne.jp (原島)

主催:ジュンク堂書店 那覇店
沖縄HC塾実行委員会
棟方渚(京産大),國田樹(琉球大),木村朝子(立命館大)