2012年7月のHC塾のご案内

2012年7月のHC塾は、これからの科学技術が進むべき方向を、「知のデザイン」と題して模索します。科学技術を題材にしていますが、もしかしたら例えば文字通りデザインの分野にも共通するもっと一般的な話になってしまうかもしれません。いろいろな分野の方に聴いていただいて、一緒に考えたいと思っています。定例HC塾と臨時HC塾は内容は同じですので、ご都合がつくときにいらしていただければ幸いです。

※なお、8月のHC塾についてのアンケートが、このご案内の末尾にあります。ぜひご協力をお願い致します。

7月HC塾テーマ
『知のデザイン-科学技術はデカルトの知をどうのりこえるか?-』

【7月定例HC塾】
日時:7月21日(土)15時~18時頃 (講演+質疑応答、懇談)
会場:ルノアールマイ・スペース&ビジネスブース池袋西武横店
東京都豊島区南池袋1-16-20ぬかりやビル2階
http://chizuz.com/map/map20724.html
参加費:恐れ入りますが、一般1000円、学生500円

【7月臨時HC塾】
日時:7月25日(水)18時半~20時半 (講演+質疑応答、懇談)
会場:ルノアールマイ・スペース&ビジネスブース池袋西武横店
東京都豊島区南池袋1-16-20ぬかりやビル2階
http://chizuz.com/map/map20724.html
参加費:恐れ入りますが、一般1000円、学生500円

参加申込:お知り合いの方をぜひお誘いください。当日直接会場にいらしていただいて結構ですが、もしよろしければ、予め下記についてお教えいただくと、どなたが来られるかイメージがつかめて助かります。
申込先: hirohrsm(アットマーク)sepia.ocn.ne.jp (原島)
1-1)7月21日の定例HC塾に参加の予定である。
1-2)7月25日の臨時HC塾に参加の予定である。
2)今回は欠席であるが次回以降も案内を欲しい。
3)あまり関心がないので、次回から案内は不要

※講演趣旨:2012年7月
『知のデザイン-科学技術はデカルトの知をどうのりこえるか?-』
今回のHC塾は、科学技術はデカルトの知をどうのりこえるか、というような科学技術の研究者や哲学者が聞いたら驚愕するような大げさな副題をつけてしまいました。僕もそう思っています。後悔しています。
近代における知の枠組みは、デカルトに始まると言われています。それは近代科学の指導原理となり、大成功を収めてきました。でも、そろそろ違った枠組みが登場してもいいのではないか、最近そう思い始めました。
それは、僕自身が、技術という「創造」を目的とする分野で育ってきたからかも知れません。その観点からは、デカルトの知は、絶対的な真理(あるいは普遍的な共通了解)の存在を前提とした「探究」の指導原理のようにも思えます。「創造」を目的としたときに、その新たな知をデザインするキーワードは何でしょうか。思いつくままに探ってみたいと思います。