笑顔 2011.04.03-04.09

地震のためということで、様々な行事が中止になる。年度末や年度始めに懇親を深める会はほとんどなくなった。それぞれ理由がある。でも、このようなときこそ笑顔を忘れないようにしたい。笑顔を生み出す場を大切にしたい。

悲しいときの笑顔は決して不謹慎ではない。悲しんでいる人の笑顔は、自分への励まし、そして相手をも悲しませたくないという配慮である。悲しんでいる人への笑顔は、相手を思いやって共に生きようとする応援メッセージである。

人は、楽しいときは笑顔になる。その逆もある。笑顔をしていると、心も楽しくなる。顔の表情で、自分の心をコントロールできる。暗い顔をしていると心も暗くなる。どうせなら心は楽しくありたい。そのために笑顔でいたい。

笑顔は人を引きつける。幸福を運んでくる。逆に暗い顔をしていると、誰も寄り付かない。運も逃げていく。笑う門には福来たる。笑いが絶えない家には、福の神も居心地がいいから住みつく。

笑顔によって健康になる。僕はあまり詳しくないけれども、人の免疫力を高めるNK細胞というものがあって、笑顔によってそれが活性化されるらしい。笑いは百薬の長。笑顔はそれ自体が健康薬である。

笑顔によって顔を若くできる。逆に口をへの字にしていると年取って見える。年を取ると顔は重力に負ける。口元が垂れ下がる。笑顔をすると、頬が持ちあがる。口の周辺が逆三角形になり、それだけで少なくとも数歳は若く見える。

笑顔は人から人へ伝わっていく。笑顔は周りの人も笑顔にする。一人一人が笑顔の発信源になれば、日本全体が笑顔になる。それが明日の日本を創る。