区切り 2012.12.30-2013.01.05

今年も暮れようとしている。暦では確かに暮れと正月は違うけれども、それはあくまで決まり事でしかない。そうではあるけれども区切りはやはり大切だ。区切りを設けることによって人生設計をする。思い出をつくる。生活に節目をつける。それは、人が生きる智慧である。

今日は一年の終わりの日。大晦日という区切りがあることによって、一年を振り返る。一年を反省する。一年に感謝する。僕の場合は3月にちょっとした病気があって、特別に感謝する年となった。いい年であった。みなさんありがとう。

今日は新しい一年の始まりの日。元旦という区切りは、気持ちを新たにしてくれる。一年の計もたてられる。人生を前向きにしてくれる。根っからのずぼらで年賀状は誰にも出していないけれども、貰うのは嬉しい。この場を借りて、あけましておめでとう。今年もどうぞよろしく。

一年という単位で、四季が一巡する。子どもの頃は、正月を区切りとすることによって、自らの成長を確認できた。いま、人生も後半になって、正月を迎えることによって、生きていることを実感する。生かされていることに感謝する。

一か月という単位で、月の満ち欠けがある。一日という単位で、太陽が昇って沈む。暦は自然のリズムにあわせて区切りをつけている。自然のリズムは、人の体のリズムである。それに逆らわずにあわせていけば、生活に気持ちのいいリズムができる。

このツイッターは、1週間=7日を単位としてつぶやいている。一週間という単位は、神が決めたものだけれども、生活の区切りとして、ちょうどいい長さかもしれない。7という数字は、長くもない、短くもない。心理学的には、それはマジックナンバーと呼ばれる。

生きるということは、もともとは単調なものかもしれない。でも、それでは惰性になってしまう。惰性になると感動もなくなる。感動のない人生は面白くない。何事にも区切りが大切である。節目と言ってもいい。それによって人生にメリハリをつけよう。ワクワクした人生を送ろう。