UFOと宇宙人 2013.12.08-12.14

子どもの頃、空飛ぶ円盤を見たという友人がいた。正式には未確認飛行物体(UFO)という。それは本当に存在するのだろうか。そもそもUFOを地球に送り込むことができるほどに進化した宇宙人は、人類以外にいるのだろうか。

未確認飛行物体(UFO)は、もともと航空・軍事用語で、確認されていない正体不明の飛行物体を意味する。それを人は、宇宙人の到来かもしれないとして、ロマンを膨らます。あるいはマスコミがセンセーショナルにとりあげる。あってもいいけれども、マスコミが騒ぐと、僕は逆に信じなくなる。

宇宙戦艦ヤマトやスター・ウォーズでは、宇宙人と戦う。タコのような火星人が地球を襲撃するという小説もあった。竹取物語では月にかぐや姫が帰っていった。科学的にも、地球の人類だけが宇宙において唯一の知的生命体であることはありえない。人類以上に進化した生命体があってもいい。

銀河系に、地球と交信できるほどの文明を持つ知的生命体がどのくらい存在するのか。それを計算するドレイクの計算式というものがある。もしそのような文明が続く長さを1万年とすれば、その数Nは10程度となる。その存在に期待をこめて、地球外知的生命体探査がおこなわれている。

地球外知的生命体探査は、宇宙から到来する電波を解析し、さらには宇宙へ向けてメッセージを発信することによって、地球外の知的生命体を発見しようという試みである。電波の解析は世界中の数百万のコンピュータで分散しておこなわれているが、残念ながらまだ宇宙人とは交信できていない。

宇宙人の地球への到来はもっと難しい。UFOは存在しないとする説に次のようなものがある。人類以上に高度な文明を持つ知的生命体でなければUFOを地球に派遣できない。知的生命体は、高度な文明を獲得したときに滅亡する。したがって、UFOは存在しない。この説は、なぜか説得力がある。

宇宙人やUFOについて想像することは、実は自分たち人類の未来を考えることである。宇宙に知的生命体がいても、その文明が高度に発達したときに絶滅する運命にあるとしたら、我々は宇宙人に遭遇することはない。その意味で地球の人類は、宇宙において儚くて、そして孤独な存在なのだ。

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