座右銘 2016.09.18-09.24 

座右銘は何ですかと問われることがたびたびある。実は僕はこれまでしっかりした座右銘は持ってこなかった。そのときどきの直観で生きてきた。でも問われれば、いい加減でも格好いいことを答えなければならない。その準備として徒然なるままに考えた座右銘のメモ。

「人と違うことをすること」 世の中には優秀な人が沢山いる。おいしいところはすべて食べられてしまっているし、何しろ優秀な人と張り合うことはしんどい。人と違ったことをやっていれば、おいしいところから食べられるし、楽ができる。

「楽しく悪乗りすること」 何事もどうせやるなら、楽しくやらねば損だという気持ちを持つこと。そして悪乗りすること。面白いことができるチャンス、飛躍できるチャンスはそう多くない。少々忙しくても、少々危険であっても、流れにまかせてやってしまうこと。

「出会いと感動を大切にすること」 いつも新鮮な感動を持ち続けること。自分の心の中にある感動の芽を大切にすること。そして感動を与えてくれる知り合いをたくさん持つこと。素晴らしい仕事をした(している)人は、人間的にも素晴らしさがある。そのおこぼれに少しでもあずかること。

「すべて自分でやろうと思わないこと」 昔に比べれば寿命が延びたとしても、人生は限られている。その間にできることはたかが知れている。とりあえず種を蒔いておけば、運がよければ大木にもなる。自分ですべてやるよりも、他人にまかせた方が、はるかに楽だし、夢がある。

「人生に充実感を持たないこと」 単に忙しくしているだけで、仕事をしている積りにならないこと。夜、床につくとき、今日も充実した一日だったと、ゆめゆめ思わないこと。ただし、反省してばかりいると眠れなくなるので注意すること。

「座右銘に縛られないこと」 座右銘としている生き方だけが正しいと思わないこと。人に強制しないこと。自分自身それに縛られないこと。座右銘に縛られたら、人生つまらなくなる。座右銘に対して無責任な、座右銘を笑い飛ばすような、そのような人生を送ること。