◆元気◆ 社会がそうなっているせいなのか、歳のせいなのか、元気が出ないつぶやきが多くなってしまった。このようなつぶやきを続けて、自らそうなるのはつまらない。状況がどうあっても、できれば元気でいたい。どうすれば元気が出るのだろう。
悩みや不安があると元気が出ない。体調が良くないと元気が出ない。何も理由がないのに元気が出ないという意欲低下もある。元気がなくなると病気にもかかりやすくなる。病気になると、さらに元気がなくなる。この悪循環を断ち切るには、まずは形だけでも、見かけだけでも元気になる以外にない。
元気を出すにはどうしたらよいか。未来に希望を持つ。夢や目標を持つ。言葉で言うのは易しいが難しい。それは夢や目標を大げさに考えるからだ。とりあえず左足(右足でもいい)を一歩前に出す。そして次にはもう一方の足を出す。それを繰り返していれば、元気がなくても前へ進むことができる。
元気がないと、自然に俯くようになる。呼吸も弱くなる。そうなるとさらに元気がなくなる。そのようなときは、背筋を伸ばして胸を張って、大空へ向かって大きく深呼吸をしてみよう。それだけで少しは元気になるかもしれない。よしやろうという気持ちになるかもしれない。
元気が出ないときは、気分転換をするのもいい。いやなことは忘れる。音楽を聴くのもいい。散歩をするのもいい。少しの時間であっても好きな趣味に没頭する。日常とはちょっと違うことをする。そうすれば元気が出ないことも忘れて、気づいたときは元気が出ているかもしれまい。
元気が出ないのは、休めと言うサインかもしれない。疲れているから元気が出ない。体だけでなく心の疲れもある。そのようなときは無理に元気を出そうとしないほうがよい。安易に薬に頼るのはもっと良くない。元気が出ないことを口実にして、ひたすら休む。休めば疲れがとれて、元気が出てくる。
僕は思う。一人で元気を出すのは難しい。元気の気は人からもらうものだ。あるいは皆でつくりだすものだ。逆に、一人沈み込んでいると、周りも一緒に沈み込んでしまう。元気になろうなんて思わないで、まずは皆で楽しく盛り上がる。そうすれば、そこに自然に元気になった自分がいる。