父親の権威 2012.06.24-06.30

「地震、雷、火事、親父」いまの若い人は知らないだろうけれども、昔はこれが恐いものの代名詞だった。なぜここに親父が含まれているのか。そう、昔は親父=父親はとても恐い存在だったのだ。でもいまは、どの家庭でもそう思われていない。 Continue reading

メイク 2012.06.17-06.23

化粧はメイクとも言う。化粧することは英語でmake oneself up、文字通り自分自身をアップさせることだ。メイクによって自分自身を元気づけることができる。メイクは他人の目を気にしてするのではない。自分自身のために大切なのだ。 Continue reading

化粧 2012.06.10-06.16

人は自らの肌を彩る動物である。彩り方にもいろいろある。すぐに落とせる化粧もあれば、刺青のように一生消えないものもある。形そのものを変えてしまう美容整形も、その範疇に入るかもしれない。化粧は、「化けて粧う」と書く。それは本当に化けているのだろうか。 Continue reading

知のデザイン 2012.06.03-06.09

近代における知の枠組みは、デカルトに始まると言われている。それは近代科学の指導原理となり、大成功を収めてきたけれども、そろそろ違った枠組みが登場してもいい。新たな知をデザインするキーワードは何だろうか。思いつくままにいくつか探ってみよう。 Continue reading

文化と空間 2012.05.27-06.02

古今東西、文化にはそれに相応しい場や空間が用意されてきた。例えば、絵画、彫刻には美術館、音楽、舞踊にはホール、芝居、演劇には劇場である。宗教画は教会が似合う。もちろん場の固定は形骸化をもたらすけれど、文化における場や空間の意味を、もう一度考えてみたい。 Continue reading