コンピュータは1946年のENIACがその実質的な誕生とされる。その約20年後に大学等に計算機センターができて、研究者にとって身近になった。「科学の情報化」である。その後コンピュータは、さまざまな情報化に寄与してきた。それを早足で振り返ってみよう。 Continue reading
Monthly Archives: 2月 2019
見るということ 2019.02.10-02.16
僕は画像・映像技術の研究者として生きてきた。百聞は一見に如かず。画像・映像にはそれだけの情報量と価値があると信じてきたからだ。一方で、見るということの限界も痛感してきた。改めて問う。見るということは何なのだろうか。 Continue reading
話すということ 2019.02.03-02.09
「話せばわかる」。これは5.15事件のときに犬養首相が叫んだとされる言葉である。本当に話せばわかったのだろうか。そもそも話すことは可能だったのだろうか。話すということは一体どのような人の行為なのだろうか。 Continue reading
コピー 2019.01.27-02.02
30年近く前のことだ。マルチメディアについて講演したときに「デジタルの本質は何ですか」という質問を受けた。難しい質問だったけれども「それはコピーができることです」と答えた。デジタルであれば、元の情報を毀さずにコピーできる。安心してネットワークでやり取りができる。 Continue reading