いま僕が大切にしていることの一つに「のり」がある。もちろん海苔でも、糊でも、矩でもない。行き過ぎると悪乗りになる。その「のり」だ。悪乗りにならない範囲で、積極的にのること、それを僕は人生訓にしている。「のり」がなければ人生は面白くない。 Continue reading
Monthly Archives: 1月 2016
誰でも美人の時代 2016.01.17-01.23
いまから30年前、誰でもが美人に映るテレビ電話の研究を始めた。たとえば化粧機能つきテレビ電話、それが実現されたら、化粧してなくてもテレビ電話に出られる。そのような技術を夢見たことがきっかけとなって、僕は顔に関心を持つようになった。 Continue reading
個人情報 2016.01.10-01.16
マイナンバー制度が導入された。かつては国民総背番号制と呼ばれた。行政の効率化や国民の利便性を確保するための制度であるけれども、一方で、個人情報の流出への心配も含めて、自分が統一的な番号で管理されることに抵抗がある人も多い。そもそも個人情報とは何なのだろうか。 Continue reading
駅伝 2016.01.03-01.09
正月の風物誌に駅伝がある。ニューイヤー駅伝、そして箱根駅伝。テレビを見ながら、一人寂しく正月の暇つぶしをするにはちょうどいい。暮れに出せなかった年賀状を慌てて書いている人もいるだろう。それぞれの正月に寄り添うように駅伝がある。 Continue reading
戦後美女スター 2015.12.28-2016.01.02
原節子が亡くなった。映画の世界もこれで戦後が終わったのかもしれない。主演映画をいま改めて見ると、戦後の古き良き時代を想い出す。それは小津監督の演出とともに、原節子の魅力と演技力によるところが大きい。そこには忘れてはいけない懐かしい未来がある。 Continue reading