かつて「新人類」という呼び方があった。1986年の新語・流行語大賞にも選出されている。1980年代半ばに入社してきた当時の新入社員を、当時の管理職がそう呼んだらしい。その新人類はいま40代から50代の管理職になっている。いまの新入社員は、また世代が変わっている。 Continue reading
Monthly Archives: 1月 2015
困ったとき 2015.01.18-01.24
人の一生はストレスだらけ、困ることだらけだ。ストレスそのものは他の動物、たとえば猫にもあるだろう。でも困って悩むことは、人だけに与えられた特権なのかもしれない。だとすれば、困ることとどう付き合うかは、人が生きる上での大問題となる。 Continue reading
「真面目」な議論 2015.01.11-01.17
何か問題が起こると、それが再発しないように「真面目」な議論がおこなわれる。それが往々にしておかしな方向に行く。そこには悪魔が潜んでいて、その方向へ誘導しているかのようでもある。「真面目」な議論をすればするほど、なぜおかしくなるのか。 Continue reading
輪切り 2015.01.04-01.10
最近「輪切り」が気になっている。料理で大根を輪切りにすることではない。人の輪切りが、いま起きているように思うからだ。輪切りとは、ある特定の基準で、人が似たような集団に分別されることを言う。なぜ輪切りにするのだろうか。なぜ輪切りになるのだろうか。 Continue reading
紅白 2014.12.28-2015.01.03
今年も年末になって紅白歌合戦の季節になった。出演者が発表されたけれども、知らない歌手が増えている。僕が歳をとってほとんどテレビの歌番組を見なくなったためだろうか。必ずしもそれだけではなさそうだ。歌番組自体も減っている。もう歌の時代ではなくなったのだろうか。 Continue reading