僕は小学生のとき、道草を食いながら家に帰ることが多かった。誤解のないようにことわっておくけれども、僕は馬ではないから道端の草を本当に食べたわけではない。すぐに家に帰らずに、寄り道をしながらぶらぶらすることが好きだった。その道草好きはいまも変わらない。 Continue reading
Monthly Archives: 3月 2019
スランプ 2019.03.17-03.23
人生、どうもがいても、どうあがいても、うまくいかない不調な時期がある。これが長く続くと、それを俗にスランプという。スランプになると、いつもの自分の実力を発揮できない。このスランプは誰にもある。そして誰もがどうしたらよいかと悩む。 Continue reading
自然 2019.03.10-03.16
東京生まれで東京育ちの僕は、自然に囲まれて暮らしたことがない。もはや自然のもとでは生きることはできない。そのような自分を自覚しながら、一方で自然に憧れる自分がいる。自然体で生きたいと思う自分がいる。 Continue reading
言葉 2019.03.03-03.09
素晴らしい自然に出会ったとき、見事な芸術作品に接したとき、思わず言葉を失う。それはおそらく僕の言語能力に問題があるのだろう。一方で思う。すべてを言葉で表現しようとすること、そのこと自体に限界があるのかもしれない。問い直さなくてはいけないのかもしれない。 Continue reading
研究者が人間であること 2019.02.24-03.02
僕は研究者として生きてきた。同時に一人の人間でもあった。それをどのように両立させるかが僕の課題だった。研究を仕事と割り切ってしまえば楽だったかもしれないが、それは難しかった。一人の人間であることを忘れさせるほど、研究が面白かったからだ。 Continue reading