定年前に担当していた科目の教科書を、ようやく出版することができた。いまその続編を執筆中だけれども、僕がその教科書を使って講義することはもはやない。自分のためでなく、僕が何を学生に伝えようとしてきたかを残す。残るのは恥ずかしいけれど、それが義務だと思ったからだ。 Continue reading
Monthly Archives: 3月 2018
駄目もと 2018.03.18-03.24
この歳になって思うのだけれども、僕の行動原理はどちらかと言うと「駄目もと」だったような気がする。いい加減だと言われるかもしれないけれど、駄目もとだったから、楽しい人生を送ることができた。開き直って言えば、駄目もとは素晴らしい。いま心からそう思っている。 Continue reading
コース・トゥ・ファイン 2018.03.11-03.17
「まずは粗っぽく、そして次第に細かく」という順序で進めるコース・トゥ・ファイン(coarse-to-fine)と呼ばれる方法がある。僕はこれが気に入っている。そして色々な場面で使っている。なぜ「まずは粗っぽく」なのだろうか。 Continue reading
次男 2018.03.04-03.10
僕は二人兄弟の次男坊として生まれた。長男と次男に違いがあるのか。ステレオタイプ的に決めつけるのは危険だけれども、性格も含めてどこか違うような気がする。何が違うのだろうか。選べないけれども、もし選べるとしたら、どちらが得なのだろうか。 Continue reading
税金 2018.02.25-03.03
今年も確定申告の季節となった。年金生活者であっても、それ以外の収入がある程度あれば申告しなければならない。年中行事のようになっているけれども、年に一度くらいは税金とは何かを国民が考える。それは決して悪いことではない。 Continue reading