日本を代表する芸術系の大学で、人工知能(AI)はアートを創作できるかを話題として講演した。猛反発されることを覚悟していたけれども、予想に反して、この問題提起を真摯に受け止めてもらえた。おそらくこれは数年前だったらありえなかったことだろう。 Continue reading
Monthly Archives: 7月 2017
隅っこ 2017.07.16-07.22
僕は小さいときから隅っこが好きだった。隠れているわけではない。そこに籠るわけでもない。逆に広々としたところの真ん中にポツンといるのが嫌いだった。行進するときも先頭ではなく、最後尾がよかった。それはいまでも変わらない。 Continue reading
叱る 2017.07.09-07.15
ある会合で、最近は子を叱らなくなったという話題がでた。たとえば電車の中で子が悪ふざけして周りが迷惑しているのに、それを叱らない親がいる。僕は少なくとも叱るふりだけはしてほしいと思う。それが周りに対する配慮だ。逆に知らぬ顔でスマホに向かっている親は最悪だ。 Continue reading
宝くじ 2017.07.02-07.08
当たらないことの代名詞に宝くじがある。年末ジャンボ宝くじは5億枚売り出されて、一等7億円はたった25枚。当たる確率は2000万分の1だ。雷に当たって死ぬ確率とほぼ同じで、交通事故で死ぬ確率よりもはるかに低いと言われている。 Continue reading
あくび 2017.06.25-07.01
ある会で講演を聞きながら、思わずあくびがでそうになって、あわてて噛み殺した。講演がつまらなかったわけでもないのに、なぜあくびがでるのだろう。講演の問題なのか。僕の問題なのか。それとも別に理由があるのだろうか。 Continue reading