日本のテレビ放送が始まったのは昭和28年、僕が小学校のときだ。もちろん家にはテレビがなかったから、もっぱら友だちの家で見ていた。力道山のプロレスや大相撲は、テレビがある飲食店の窓にへばりついて見た。何度も追い払われながら。 Continue reading
Monthly Archives: 8月 2019
懐かしのラジオ番組 2019.08.18-08.24
小学校高学年の頃、夕方になると必ず聴いていたラジオドラマがあった。その名は「少年探偵団」。小林少年が率いる少年探偵団が、明智小五郎とともに怪人二十面相と対決する。その主題歌はいまも耳に残る。「ぼ・ぼ・ぼくらは少年探偵団。勇気りんりん、るりの色・・」。 Continue reading
怪人二十面相 2019.08.11-08.17
僕は小学生の頃、怪人二十面相に憧れていた。もともとは戦前の「少年倶楽部」に掲載された小説であったが、僕が愛読したのは昭和20年代中頃から30年代にかけての「少年」だった。それを毎月友達から借りて貪るように読んだ。それが僕の少年時代だった。 Continue reading
格差 2019.08.04-08.10
最近の世界情勢は未来を不安にさせる。僕のこれまでの常識では信じられないことが続き、それが世界に波及しようとしている。いま時代に何が起きているのだろうか。一つ気になるキーワードがある。それは経済的な「格差」だ。僕はもともと経済に弱いけれども、そうも言っていられなくなった。 Continue reading
評価を評価する 2019.07.28-08.03
評価ばやりである。あたかも評価なくしては進歩がないと思い込んでいるかのようである。一方で、当然ながら何でも評価すればよいというものではない。どのような評価をしているのか。それは本当に意味があるのか。評価もまた、その内容が厳しく評価される必要がある。 Continue reading