今あなたの隣に恋人がいる。あなたに優しい。でもその恋人は本物とまったく同じロボット。本物はいま別の人とデートしている。あなたはそれで満足できますか。これはある大学の講義での学生への質問である。ほとんどの学生は満足できないと答えた。それは何故なのだろう。 Continue reading
Monthly Archives: 5月 2011
教養 2011.05.15-05.21
テレビの番組で、教養バラエティーが多くなった。そこで専門家は、早口で面白おかしく解説することが求められる。面白おかしくはともかくとして、なぜ早口なのだろう。もともと教養は、時間をかけてじっくり考えることが本質であるのに。 Continue reading
わかるということ 2011.05.08-05.14
わかるとは何か。わかったつもりになっても実はわかっていないこともある。その道を極めれば極めるほど、わからないことだらけになる。そもそも、わかるとはどういうことなのだろうか。 Continue reading
役に立つこと 2011.05.01-05.07
近代社会では、「役に立つこと」が社会の規範であった。役に立つことによって、人は自分自身の存在意義を見いだしてきた。人にもそれを要求した。ところが、これからは「役に立たない」人が増える。高齢者、病人、植物人間・・・。 Continue reading