孤人 2013.06.23-06.29

個人に対して「孤人」という用語がある。もちろん僕の造語ではない。マスコミ用語とも言われるけれども詳細は知らない。でも、僕はこれが気になる。いまは個人社会でなく孤人社会になっているように思えるからだ。個人と孤人は本質的に違うからだ。 Continue reading

地獄 2013.06.16-06.22

平安から鎌倉へかけての末法の時代に地獄絵が流行したことがあった。なぜ、いま地獄絵を描かなくなったのだろう。現世が天国だから、それで十分だと満足しているのだろうか。それとも死後のことを想像することが恐ろしいから、目を瞑っているだけなのだろうか。 Continue reading

天国 2013.06.09-06.15

人は死んだ後にどこに行くのだろう。昔の人は死後に天国や地獄があると考えた。いまはそう信じている人は少ない。現代人は死が恐くなくなったのだろうか。それとも毎日が忙しくて、死を考える心の余裕がなくなっているだけなのだろうか。 Continue reading

大人 2013.06.02-06.08

子どもがしなければならない、もっとも大切な役割は何か。それは大人になるための準備をすることだ。いま、大人になれない子ども、さらには大人になれていない大人が増えているような気がする。そもそも、大人になるということは、どういうことなのだろうか。 Continue reading

バブル 2013.05.26-06.01

80年代後半に、日本にバブルと呼ばれる時期があった。バブルの時は、みなそれに浮かれた。しかし長くは続かなかった。諸行無常、バブルはいつしか必ず崩壊する。そしてそのつけは、その次の時代が背負うことになる。 Continue reading